EE-68の罠
重箱の隅フォローアップ.
この点についてはいろいろやり方がありますが、一番いいのはBlakcfin用のICEを使うことです。gnICEや刺身包丁は外部からインターフェース用の電源を供給しなくてもターゲットと接続できます。したがって、それをそのまま使えばADIのBlackfinボードでもBlackfin Koopのボードでも動作します。
今後のボードは5番ピンの設計もEE-68に従う方がいいでしょう。
ちなみに,Safariのgoogle検索窓でEE-68を検索して出てくるEE-68は,いまだに5番ピンの情報が古いです.参照するときは,ADI本家から最新版を取得しましょう.
EE-68問題意外にもいろいろバッドノウハウがあります.特定リビジョンのBF533で悶え苦しんだという話は,以前当日記で書いた通り.
立場上,商品勧めると商売臭くなるので嫌なのですが,悶え苦しむのも楽しみという真性マゾ真のホビーストなければ,gnICEなり刺身包丁なり買ってくるのが早いです.悶え苦しむ人件費よりよほど廉価.
ちなみに,ICEbear は,今となってはお勧めしません.ハード的には前掲のものと大差ありません.しかし,彼らが提供する GDB/GDBserver と sourceware.org 配布の GDB との間でレジスタ番号の割り振りについて非互換があったり,彼らの提供するGDBserverが相対的に古くなっていたりして,ソフト面でにハマる可能性が高いです.