MinGWやVisualStudioなしでPAR環境を構築する.

PARは,Perlのバージョンに強く依存するようで,適当にかき集めてきたものだと,動く可能性は0に近い.MinGWなど用意してmakeするのが王道で,みなさん苦労しながらインストールをしているようなのだけれども,PerlそのものにもWin32プログラミングにも興味が無い私には,そんな手間はかけたくない.


そんなわけで,一切ビルドしないで pp.bat が使えるようになるインストール方法を試行錯誤してみた.手順は下記の通り.


ActivePerl-5.8.8.819-MSWin32-x86-267479.msi をインストールする.これより新しいものは,pp.bat 実行時に libperl58.dll にシンボルが無いなどと文句を言われるので,ダメ.
既に入っているActivePerlをアンインストールするときには,c:\Perl\site 以下を消しておく.そうしないと version.pm が云々と後で言われて悩んだりする.

ppm install http://theoryx5.uwinnipeg.ca/ppms/PAR.ppd
ppm install http://theoryx5.uwinnipeg.ca/ppms/PAR-Packer-588.ppd

で,たぶんOK.ここで,PAR.ppd をActiveStateの公式サイトからインストールしないのが肝.

pp.bat は c:\Perl\bin ではなく, c:\Perl\site\bin に入る.


この組み合わせに辿り着くまで,何度も再インストールを繰り返してしまった.素直にMinGW入れたほうが早かったと,後悔気味.