茶屋メタファ

いつもはせいぜい2つしか付かないブクマが一気に付きましたですねぇ.初ほってんとり入り? 感謝です.


この手の話は,実践経営をしている人でさえ答えがだせていないものなので,まあ,泥沼にならない範囲で今後も考えて行こうかなーなどと思っておる次第です.
とりあえず,トラバ先で意図と違う解釈になっていたようなので,打ち返し.


茶屋が、そのままのビジネスモデルをたとえばフランスとか、あるいはもっとわかりやすい例でいうとアメリカなんかに持ち込んで、「持続的」ビジネスになると思います?
 「持続的」、人によってはこれを「ゴーイングコンサーン」というんですが、これがポイントですよ。
 海外に、茶屋をそのまま持って行ったら、しばらくは「物珍しさ」で客が集まるかもしれない。しかし、それはただの「物珍しさ」です。
 「持続的」というのは、たとえば企業の基幹ビジネスのなかに組み込まれ、多くのステークホルダたちに利用されるということです。
おお,"さすてなびりてぃ"とか"ごーいんぐこんさーん"とか"すてーくほるだー"とか,えむびーえー的で,えすたぶりっしゅな文章ですねぇ.


ほんじゃま,私も真似しますよ.


京都の茶屋ってのは,ポーターがいう産業クラスター*1の典型例の一つだと思うんすよ.
日本国内には,他にもクラスターの存在が指摘されていますけれど,製造業を知らなくても想像できるという点で,茶屋は解りやすいですからね.それにほら,今回はサービス業でなければメタファが成り立ちませんし.

産業クラスター戦略に持続性がないなんて話があるなら,聞いてみたいなぁ.
ま,IT業界の場合,ポーターの定義にある地理的束縛から解き放たれる可能性があるので,産業クラスター論をそのまま応用できるかどうかは検討の余地があるやもしれませんけれどね.

*1:地方の役人が税収確保でぶち上げるアレとは違いますよ ;-|