同人誌のノリになってはいけないのではありますが.


小山哲志(koyhoge)さんがおっしゃっていたんですが、「IT系の技術雑誌が同人誌に見える瞬間がある」

この感覚は凄く良く解る.私はIT系では無いけれども,Interface誌や組込みプレスを読んでいると,半分以上の記事で筆者の顔が浮かぶし.
たまにdisっていることがあっても,それはリアルでの面識があるから,外野がヒヤヒヤしていても,本人はそれほど熱くもならない.

組込みは個人がクローズアップされない気がする.

で,Webエンジニア武勇伝やらgeekDatabaseやらを読んでいて思ったのだけれども,組込み系ハッカーって,こういう形でのクローズアップって割と無いのかなー,と.


IPA/SECの肝いりで出版されていた組込みソフトウェアレポートは,近い*1組込みプレスの表紙は,geekDatabase組込み版みたいな気もする.でも,webではない.組込みネットのメルマガで地味に展開された"組み込めないインタビュー"シリーズも,近い気もする.Embedded業界紳士録辺りは大御所っぽい気もするのだけれど.どれもノリが違う気がするのですよねぇ.Webで仕事している人は,Webを使ったパブリケーションも上手いのかなぁとか思ったり思わなかったり.


求人のスタイルとかとも関係するのかなぁ.求人サイトって,あまり血眼になって見た事はないのですが,web系の場合は,スターエンジニア一人立てて求人するような傾向があるような.組込みで,スターエンジニアがいるから入るっていうのは,その会社のオーナー社長がエンジニアという場合を除いて,あまりないのかも.


などつらつら考えて午後は過ぎ去った.プレゼン原稿2本まだ残ってるのに.

*1:ところで,2008はPDFで出ているのか…今回このエントリを書く為に調べてみて初めて知った.