"リファクタリング"と書いて"会社の模様替え"と読む.
ML115とESXiのおかげで,サイバースペース(?)の整理は,あらかた道筋が見えてきた.
さて,もっと酷いのが,リアルスペース.事務所の中だ.
机のそばの床にコンテナが積み重なっていたり,段ボールゴミがこまめに捨てられていない事業所とはつきあわないというのが,私の営業方針だった.
その基準に照らすと,私が勤める会社は,顧客から捨てられても止む方無い.まったくもって酷い.
写真でも撮れば臨場感あるかとも一瞬思ったのだけれども,あまりにも酷いので,止めた.そこまでの露出癖は無かった.
ここまで崩壊した経緯は,恐らく下記の通り.
- 私の掛け持ち仕事が一気に増えた.
- 案件毎に分けてあるコンテナが増えて,事務所の収納力を超過した.
- 掛け持ち仕事はさらに増えた.さらに決算処理も.周りを見る余裕が無くなった.
- 収集がつかなくなった.
- 乱雑なのに同僚たちが慣れてきた.
- モラルハザード発生!
- ゴミ出しが甘くなった.
- 危機的状況.
誰が悪いのかといえば,私に決まっている.制度が崩壊しかかった時には,その諸悪の根源が改心しないとダメなのだ.
そんなわけで,晴天の休日,一人で事務所をリファクタリング.
ソースコードのリファクタリングがそうであるように,模様替えも一人でやったほうが試行錯誤ができて良い.
あとでレビューの機会を設ければよいのだ.これもソースコードと一緒.
最終的には,TM Network最盛期の小室哲哉のブースみたいにコンテナに取り囲まれているる私の机の周りを片付けたいのだが,整頓するだけのスペースすらもう無い.
そこで,最も遠い本棚から手を付ける.
本棚も収納力を超えていて,半分は倉庫に移したけれども,まだ溢れている.本棚へのアクセシビリティは,作業効率に直結する.
そこで自宅で洋服整理棚として使っていたエレクターラックを家内から奪取無償譲渡.高さ/幅共に1.5倍程度の収納力で,本は概ね片付きそうだ.
従前から本棚として使っていたミニエレクター2セットは,同僚に1つ,私に1つ,専用に宛てがう.
床にある全てのコンテナが収納可能かどうか微妙だけれども,まずは一歩前進."収納の女王"近藤典子女史のいう「指定席」がやっとできてきた気がする.