地の利を活かさない手は無い.

PizzaFactory製品の化粧箱は,初期の頃からつい最近まで,ネット発注のところを使っていました.隠す必要無いので書きますが横井パッケージさん.その前は違うネット通販の箱でした.サイトURLを失念してしまったのですが,そちらも対応は親切で良かったです.やっぱりワンクリックで済むっていうのは便利ですからね.汎用品を流用したり,サイズチェンジ程度で済むなら便利です.
でも,製品に合わせた特注パッケージとなると事情が違ってきます.ネット通販でも応談はしてくれる場合もありますし横井パッケージさんもオーダメード対応可なのですが…うちの場合は,仕切りを入れてもらおうとしたところで,ネットの限界を感じました.先方に何か問題があるのではなく,こちら側に,化粧箱に関するボキャブラリが少なすぎます.文字メディアであるメールではちょっと説明しきれないな,と.かといって,足で相談に行くには遠い.ネットのメリットが裏目に出た形かもしれません.

視線をLCDからそらしてみると.

ところで,弊社の所在地は東京墨田区.子供を幼稚園に送り届けて会社に行くまでの1~2kmの道程だけでも,紙加工の零細工場が山ほどあります.
もしかしたら地元で発注した方が安いかもしれないなぁとも思ってはいました.

そんな先日,刺身包丁の一般販売もあることだし,頼んでみるか,と.

とっかかりが無いので,とりあえずすみだ中小企業センターに連絡してみました.
どこもショット300箱では引き受けてくれないのですが…と困りながらも紹介してもらったのが株式会社東装さん.沿革はよく判らないのだけれど,現在はダイナパックの完全子会社らしい
木曜日辺りに打ち合わせして,もう試作が完成.スピードも品質も結構いい感じかも.見積額も予想より安い.

自省自省.

クリックに頼りすぎず,たまにはモルタルにも目を向けよう.