CarbonEmacs で emacsclient 環境を整える.

最低限の設定.

~/.emacs.el に

(server-start)

を加えておく.これは,CarbonEmacsに限らず,どのEmacsであっても必要.

ALTERNATE_EDITOR

server-start の実行後から,Emacsはemacslientからの接続を受け付ける.つまりEmacsが事前に立ち上がっていることが,emacsclientの使用条件.しかし,Emacsを常に立ち上げてる人は必ずしも多くはないはず.
そういう人のために,ALTERNATE_EDITOR 環境変数がある.ここに bin/emacs を指定しておくというのが世間一般の常識なのだが…,CarbonEmacs では

export ALTERNATE_EDITOR=/Applications/Emacs.app

とするわけにもいかず,

export ALTERNATE_EDITOR=/Applications/Emacs.app/Contents/MacOS/Emacs

とするわけにもいかないらしい.

そこで,一手間.

#!/bin/sh
open -a Emacs.app $*

といったシェルスクリプト (emacs.sh) をどこかに転がしておき,

export ALTERNATE_EDITOR={どっか}/emacs.sh

などしておく.

あとは,コマンドプロンプトから

$ emacsclient {開きたいファイル}

などすればOK.既に立ち上がっているEmacsが無ければ,立ち上がってくるようになる*1.幸せ.

*1:Connection refusedと文句は言ってくるが,それはそれで正常.