Interface Feb.2010
なんか久しぶりに買った気がする.
Interface ( インターフェース ) 2010年 02月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: CQ出版
- 発売日: 2009/12/25
- メディア: 雑誌
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一回でも書くと最新号バンバン送ってくる技評メソッドは,執筆する動機にはなるかも.
執筆打診のメールがあっても,忙しいと生返事だけして右から左で飛ばしちゃうもんね.ゲンキンな奴といわれればそうなのかもしれんけれど,動機づけって大事だと思う.
LCM
後編記事.最も知りたい部分が抜けている(たぶん前編に書いてある)ようなので,とりいそぎ,著者がデブサミで使ったらしいプレゼン資料を読む.なるほど.
うん.やっぱり組込み向けのIPCはRPCではなくてマルチキャストやRESTfulなナニカだと思うの.これ書いちゃうとTECSの中のひとから石投げられそうだけれど.
あとでgooglecodeにも立ち寄ってみよう.
Re: ツボ
著者にもいろいろなスタンスがあるだろうけれど.私のスタンスは「80%の読者や筆者が潜在的に望んでいることを調べて纏めて書く」だったりします.「知っている」ことは当然のこととして書きますが「知った」ことも書きます.ていうか「知った」ことをどれだけ読者に噛み砕けるかが,エンジニア兼業ライタの価値なのではと思っていたりして.
だからいまやコモディティ化した TOPPERS/JSP の移植記事は書きません.(執筆依頼は右から左に飛ばしています.私でなくても誰かが書けるから.)
Eclipseについては,すでに組込み向け開発製品の多くが採用しているので,同様に書きません*1.
gdbやgccのオプションを延々と説明するような記事は,書く気になればかけますが,書きません.80%の読者のうちgccを使う人は限られていますし,そうした人の大部分はtexinfoに容易にアクセスできますし.
一方,用語の統一さえ取れていないのではないかと思われる仮想化技術については,不眠不休でも書きました.
組込みC言語の特集は,福岡知的クラスタの方々が書いた書籍が*2フリースタンディングやμITRON環境にいるプログラマのことをあまり考えてないことが執筆動機の一つでした.この特集は「知っている」ことがほとんどですが,静的アサーションの考え方については,Witing Solid Code を読み直したり高木さんのブログエントリなどを参考にしたりしつつ何度か書き直しています.
組込みC言語特集は,直前でInterface誌からも同様の特集号が出て,ちょっとヤラレタ感があったりしましたなぁ,そういえば.