にんげんセルオートマトンプロジェクトへ行ってきた.

twitter で見かけた「にんげんセルオートマトンプロジェクト」へ行ってきた.
話題性先行でいったいどんなものなのかも判らない上に,極めて運の悪いことに台風が直撃ということもあって,前日くらいにエントリ表明したのだけれど,むちゃくちゃ裏切られた.もちろん,自分の不明を恥じる意味で.
科博やMIRAIKANでのミニイベントと同じくらい,よく練られている.帰ってきてからスタッフの経歴を見て納得.

小学校4年以上ということで小学校2年の次女は捨ててきたのだけれど,司会進行が優れていたので,たぶん小学校2年生以上でこの手のイベントに慣れている子なら,十分に対応できたのではないかと思う*1

行かなかった人には,後悔を勧めるような良いイベントだった.
今後,同様のスタッフでイベントが開催されるようであれば,要チェキ.

シミュレータが欲しい.

ただ,人がセルになるという企画の性質上,自分がいったい何をしたのかというのが判りづらい.
木の中に入ってしまうと森は見えなくなるのは当然だし,最後に,写真をパラパラ漫画的に見せてくれたりして,主催者側もものすごく考えてくれていた.
止む方無いのだけれど,大抵の子供はそれでは納得しない.また,持続的な遊びとして成立しづらい*2

打ち合わせなしでワケの判っていない不特定多数を同期シンクロさせるという手探りの作業を行っていたので,それにしては大成功だと思う.

足りていないのは,発展的に遊ぶためのツールだと直感した.
セルオートマトンの代表的なお遊びであるライフゲームとは,ルールが違うので,後で自分で遊べない.主催者は Win32 MFC アプリケーションを持っているようで,それを使った説明もしてくれていたのだけれど,公開していないようだ.加えて,なにより私はUnix系似非マカーだ.仕事以外で MFC は見るのも嫌だ.

ともあれ,主催側に足りない点があるというのであれば,代案を出すのが参加者としてのスジ.

一緒にイベントに行った娘と発展的にセルオートマトンを語りあうには,シミュレータが欲しいんだよなぁ.

…というわけで

notart ブログに続く

*1:しかし,幼稚園年長 or 小学校1年生? と覚しき女の子は,途中で飽きてきていた…時間かかる作業では,仕方ないよね.

*2:狭い意味で言うと,教育になりづらい