「どの辺が未踏ですか?」に対する大人の対応

井上さんのブログから

ええと…スーパークリーチャースーパークリエイターに到底なれなかった私が言うと僭越なのですが….

「どの辺が未踏でっすか?」と問われ続けたり,自らも問うたりした時期こそが,現在の私にとっての大きな資産だったりします.

エンジニアとして提案型の商売を続けようと思ったら,手持ちのコマにある種の新規性があることを訴求する能力は不可欠です.ここでいう新規性とは,IPA未踏で期待されるほどのものではないにせよ,未踏性と被ります.周囲からの人望がある学者も,どうやら説明能力に優れたところがあるようです*1


でまあ,何を言いたいかというと,未踏にチャレンジ中の人をみかけたら,「どの辺が未踏なの?」と声をかけてあげましょうということです.
HOWTO文書ができたようですので,それを封じるような問い方で.
たぶん,その後しばらくは遠巻きに逃げられるかもしれませんが,きっといつか感謝される日が来るはず.


…私には問わないでね.もう5年以上前に終わった話だから.

*1:私は学者の道を選ばなかったので観測に頼るしか無いのですが.