gdbproxyの現状

断片的な英文情報と,ソースコードをにらんだ結果とを纏めると,たぶん,こんな感じ.

bfemu は,追放.

コード的に美しくもなく,ライセンス的にどうなのか判りづらかった .Section5 は商売しづらくなるかもなぁ.

最下層レイアに UrJTAG の成果物を採用.

GPL2.ドキュメントは FDL1.2.素晴らしい.けど日本語の情報は皆無.どひゃー.

USB-JTAGポッドは,FTDIのを使ったものをサポート.(それ以外も)

configureやMakefile.in 辺りを眺めていると,libftdi のリンクが期待されていることが判る.
おお,もしかして,手元のJTAG-KEYでも行けちゃったりするわけ? と期待半分で読んでみると,

static char default_jtag_connect[] = "cable BFIN-UJTAG ftdi-mpsse 0456:F000";

とかいう感じ.
USB では,VID = 0x0456 は ADI なので,これは,ADI 純正ケーブルを指しているものと思われる.

ADIの純正ケーブルも中身にはFTDI製を使っているのかと軽く驚くと同時に,ADIのJTAGポッドが $1,500とか$4,000とかいう値段であることに強い衝撃を覚える.
いくらなんでも高すぎ…(ぼそ).



(追記)UrJTAG自身は,JTAG-KEYを始めとして,世間で知られているFT2232系JTAGポッドの多くをサポートしている.ft2xx.dll 経由のアクセスもOKっぽい.libusbを使った口も用意されている.これらとgdbproxyがどう絡むか…だなぁ.