CaffeineMark3.0

先日悩んでいた,GeodeLX800機でJavaアプリが遅いー,と言っていた件の続き.
CaffeineMark3.0をかけてみました.

ターゲット RAM Sieve Loop Logic String Float Method Graphics Image Dialog Total
GeodeLX800(XP) 0.99GB 3830 10987 3553 4605 5367 6298 1848 1224 234 2847
Core2Duo 2.4GHz(XP on VMWareFusion) 512MB 40767 95380 57595 45742 72643 72719 1769 8 73 7258


概ね計測誤差10%くらいっぽい.
表示系の問題かと思っていたのだけれども,VMware Fusion 上も,かなり悪い.
VMware Fusion 上でも件のアプリはスカスカ動くことを踏まえると,問題はJavaVM自身の実行性能*1にあると考えてよさげ.


しかし…まさに一桁違いますなぁ.Fusionにはコア1個分しかあてがっておらず,メモリは512MBのみ.クロック比5倍程度*2なのになぁ.

コメントで頂いていた


Cyrixの石は浮動小数点演算が非常に遅いことで有名ですので、ひょっとするとその辺りにも原因があるのではないでしょうか。
という件は,相対的に見ると,さほど悪くない数値であることも判明しました.


ベンチマークも嘘をつくことがありますから,別のベンチマークもしたほうがよさそうですけれど….
デスクトップJava用のベンチマーク,最近は流行ってないみたいですねぇ.Google検索かけても,2001年くらいの情報しか引っかかってきません.

*1:というか,その下にあるハードウェアの性能.OSやJavaVMは同じだから

*2:LX800は,その数字とは異なり動作クロック500MHz