VREFに与える電源
などと書きました.はい.判っている人は,私が気づくのを生暖かく見守ってくれたのでしょう.Vsupply は,機器からデバッガへの電源供給です.だめじゃん.
外販を考えると,変換コネクタ中でTiny-JTAG側のVsupplyから3.3Vを作ってループバックというのが安全な気もする.
さて,そうすると,VREFが無いと動かないJTAG-KEY(およびその互換品)と,VREFをJTAGピンから与えられないADIピン配列は,外部電源がないかぎり繋がらない,と.
うーん.困った.
周りの石のVCC端子にピン立てろ,という解法は,現場感覚としては正しくとも,製品としてはちょっと危うすぎ*1.
そんなわけで,苦肉の策.TinyJTAG ICEに手を入れました.具体的には,USBからのVCCとVsupplyの直結.VREFに戻すためのLDOレギュレータに流すだけなので,パワーも要りませんし.
ちょっと調べた限りでは,ARMの20pin JTAGの2番ピンは機器側もNCの場合が多い様子.けれども,やっぱりbfin専用ですというべきなのでしょうね.
まあ,そんなこんなで,紆余曲折がありましたけれど,無事にケーブル(と変換基板)だけで urJTAGともgdbproxyとも繋がるようになりましたとさ.