だいたいさ,電気工作ってのはもっと気楽にやるもんだろ.

ロボット系にしても,電気工作系にしても,難しすぎない? …いやモノ書きもするチキン野郎の私に,具体的な雑誌名を挙げるだけの根性は無いのですが.
ちょっとしたルーレットゲーム程度でもPICだのAVRだのMCPだの持ち出して,そりゃ良いトシした大人がやるにはいいだろうけれど.

なんつーかなー.子供はゲームやケータイに夢中ってオトナは言うけれど,子供の遊ぶ領域でオトナが夢中になっちゃって,子供は白けているだけなんじゃないの,とか思ったりするわけですよ.


昔は良かった初ラの時代に戻れ,なんて懐古主義を気取るつもりはないですよ.
まあでもテクノロジーが進歩したって,子供*1の学習速度が飛躍的に高まるというわけでもないはず,いきなりAVRStudioのインストールが要りますなんて話についていけると考えるのは,どうかしていますよね.


ちょっとしたアイデアで,金をかけずに,子供が主体となって作った気になれる.そんな工作が増えていかないと*2,長期的に見てモノを創るオトナが減っちゃうのではないかなぁとか.
敢えてローテクと手作業とアイデアで,時間をかけずに安価にモノをこしらえるのは,語源通りの"hack"であり,案外子供は,hackに対して興味を持つものだと思ったりするわけです.


そんなわけで,自己点滅LEDと針金細工のhack*3

メリークリスマス.

追伸

昨年も同様のものを作っていて,今年は作る気なかったのですが,娘からの力弱い*4要請と,葵ちゃんからの継続的かつ強力なプッシュにより今年も作りました.根負けです.でも記事は書かないよ.:p

*1:ここで言う子供とは,概ね10歳以下

*2:子供を持ってから気づいたのですが,10歳以下が参加できる科学系のイベントって,極めて限られています.モノを作る系統のものは,全く無いと言ってよい状況です.

*3:「こんなの簡単じゃん」と後出しでそういうコトを言う人が多ければ多いほど,好hack.

*4:力強く作る気になっていたのだけれども,私が多忙すぎるのを見てトーンが控えめに.娘よ,すまん.