DITA,イイ!

DITAでドキュメント書いてみた.なるほど.これは結構ヨイ.
ドキュメントを分割して再利用するというのは,昔からあるネタなのだけれども,(個人レベルや企業の狭い範囲は別として)上手く行っているという話は寡聞にして聞かない.

DITAでは,conceptとかtaskとか,まあ制約が強いと言えば強いのだけれども,枠を決めてしまうことで,技術屋さんが書きそうな文書(オペレーティングマニュアル)の再利用性を確保しようとしているのがよくわかる.
右も左も判らなければ,とりあえず,手元の文書を concept.dtd に沿うよう分断して,共有フォルダ辺りにぶち込めばよい.手順を示すものは task.dtd に沿わせた方が良いけれども,慣れてからでも遅くはない.
もっと慣れたら,文書の種類を拡張できるわけだけれども,まあ,大抵の納品文書は,決め打ちのDTDに沿って書いておけばOKだと思う.



既存の文書を分けたなら,章立ては明白なので,それに装用 ditamap を書けば良い.bookmap.dtd のほうが定義されているエレメントが多いので協力な気がするが,最初は背伸びせず map.dtd で十分.
map.dtd でも,出力結果はイケてるものが得られる*1


宗教戦争をするつもりはないけれども,断言してしまおう.DITAで決まりだ.仮に納品先が「申し訳ありませんが、DITAの使用が社内で許可されておりませんので」と言おうとも,決まりだ.

*1:主観に依るのではあるけれども.