DITA,でもダメ.(特に2009年前半の日本人にとっては)

しかし,だ.

「DITAの使用が許可されていない」なら,その他のフォーマットで出す必要がある.受託で食っているなら必需.
たとえas isのオープンソースであっても,ditamapと細切れxmlしかないものを読めと言われたら,受け取る方の心証は良くないだろう.


そのために,IBMDITA Open Toolkitなるものを公開もしている.XHTMLHtmlHelpもJavaHelpもRTFもPDFも何にでもなるぞ!
…のだが,そもそもDITA-OT自身にクセが…,加えて,2009年の全世界コミュニティ的には,加えて,日本人(というかマルチバイト圏内)の開発者にとっては,イロイロと困難が待ち構えている.特にPDFに出す時に顕著だ.


ぶっちゃけXMLでFOでPDFで日本語で商用なら,アンテナハウスさんに駆け込めば大抵のことは解決するわけだけれども.
私の所属企業はオープンソースカンパニーを標榜しているわけで,プロプライエタリソフトを使った時点で負け*1


納品直前にイロイロ嵌って,DITAそのものを捨ててしまおうと思った瞬間もあった.けれどもとりあえず,DITA Open Toolkitを使って,日本語入りのPDFを出すまでのところには行き着いた.嵌りがちなところとその解法を,追ってこの日記に書いて行きたいと思う.


忘却しなければ,だけれども.(←これが一番の問題)

*1:…?