TOPPERSハッカソン2010
この10年間で,組込み屋さんは,お互いに情報交換するようになったと思う.SWESTは一つのエポックメイキングだったと思うし,ETロボコンの意義も大きい.LinuxやWindowsといった大きめのOS開発者が流入した結果として,勉強会は以前よりも開かれるようになった.
でも,常々思っていた.そこにはコーディングが無いよね.
でき上がったコードやモデルを持ち寄るけれども,本当に面白いのは,そこに至るまでの過程であり,共有の価値が最も高いのもそこだと思う.
SSEST とかNCES教育コースとかは,それなりに近いけれど,あれらはあくまでも教育が主眼.実践ではない.
とりあえず,やってみた.
TOPPERSプロジェクトの会員のみ参加資格のある,年一度のイベント,TOPPERS開発者会議.
最近マンネリだよねーっていう話につけこみ,「じゃあハッカソンやりません?」と.
感想
14人(実働10人程度)で,昼食の時間も含めて5時間弱. なんつー高い生産性なのかね…と驚いた.
電話や打ち合わせとかの割り込みが無ければ,ガンガン進んじゃうのね.
組み込み系は,守秘性や専門性が極端に高い案件が多いせいもあって,なかなかお互いの作業効率を垣間見る機会がない.だからこそ,ハッカソンのようなイベントは刺激になると思った.まる.