MacOS X Serverバグだらけ。

まあ、Windowsだって、ActiveDirectoryに移行してからかなり長い間、訳の判らない挙動でブチ切れている人を良く見かけたわけですが*1。そして、私もソフト屋の端くれなので、ユーザに判りやすく安定したシステムを作るのがいかに難しいのかは、身をもって知っているわけですが。しかし、だからといっても、バグはバグなのです。



dslocalとOpenLdapとの間でいろいろ整理しきれていないところに、OpenDirectoryをどう扱えばよいか判らない loginwindow や ManagedClient が素敵に壊滅的な状況を作り出してくれる、と。


まあ、管理者がヘマをしない範囲では、そんなに期待はずれの挙動を示さないわけなのですが。ちょっとボーっとして道を外すと、一気に牙をむいてくる。それも不可解な挙動で。

DIYで作った安っぽいチューンドカーに乗っている感じ。悪い意味で気が抜けない。

例: GUIRAIDが作れない

Server版でなくともついてくる基本的なGUIツールである、DiskManagerでRAIDを作ろうとすると、「ファイルシステムがわかりませーん」という旨のエラーが返ってくる。これは、よく知られたバグで、コマンドラインツールである diskutil を使え、というのが答えらしい。

なんでカジュアルサーバでコマンドラインツール使わにゃいかんのね? しかも、この情報、Appleのdiscssion boardで出ているだけで、公式情報からは検索できない。むろん、日本語情報なんて期待できるわけもない。


いやー、そこら辺から拾ってきたLinuxディストリビューションじゃないんだからさ。
ていうか、最近のLinuxディストロは、どれも、ディスク管理系はOSXより遥かに安定しているような気がするわけで。

例: 消しても消しても復活するユーザアカウント

(あとで書く)

*1:今も? いや、最近はWindowsを全く触っていないので、今のことは知らない。