PizzaFactory for Document Developer のDITA対応

DITA対応っても幅広い.
PF for DD のターゲットは,当面,生の XML を書くことも厭わないモヒカン系開発者.モヒカンはモヒカンらしく,XMLDTD と闘ってほしいので,セットアップの手間を省くことに重点を置いている.*1

今日の不満とその改善策は,DITA-OT のインストール.

一人で使っている限りは,使いたくなったら zip をダウンロードして展開して,エディタとDTDの設定をして…というのはさほどの苦ではないけれど,会社ともなれば複数名で環境を同期しなければならない. 

また,DITA-OT は改造/拡張してナンボというところがあるので,社内の各自の改造/拡張の共有は極めて重要.ちょっと目を離すと,すぐに環境が同期しなくなる.

…って言っている私は,いまだに 1.4.x 系の DITA-OT が手元に入っていて,同僚の OT と既にバージョンがズレている.非常にマズい.

そこで,Eclipse p2 の rootfiles を用いて,DITA-OT そのものをアップデートサイトからダウンロード可能にした.原理的には,社内で改造/拡張をしたものを取り込んで,新しいバージョンのフィーチャーとすれば,環境が無秩序になることはない.*2

ついでに,DTDマッピングを行うプラグインも作った.これで,いちいち手入力しなくても XML file の新規作成で DTD から生成できる.


例によって http://update.pizzafactory.jp/docdev/ からインストール/アップデート可能.

*1:まあつまり,私自身が楽をしたいというのが, - 現時点での - 設計の根本思想

*2:改造/拡張の情報が共有されるかといった社会学的な側面は,また別の話.